京都グルメ紀行

京都

国から政令指定都市の指定を受けている。日本全国の市で第7位の人口を有している(昼間人口では神戸市を抜き第6位となる)ほか、京都府の人口の半分以上を占める。都道府県全体の人口の過半数を占める都市は、東京23区を一つの自治体として考えない場合は京都市のみである。都市雇用圏の基準では、京都市を中心点として京都府南部・滋賀県南西部に広がる京都都市圏(「京滋」とも言う)が形成されている。また、1.5%都市圏の基準では、京阪神大都市圏の一角を担う。
平安時代に平安京が置かれた都市で、室町時代にも足利幕府が置かれた。鎌倉幕府や江戸幕府、安土桃山時代の政権も、ここを都として厳重に警備した。また、平安京成立後から明治天皇が東京に行幸するまでの約1080年、ほぼ全ての天皇が居住していた都である。※首都に関する議論は「日本の首都」を参照。
平安時代以降、平安京の都市生活者向けの商工業が発達し、特に国内流通が活発化した江戸時代には、全国に製品を出荷する工業都市となる一方、数々の技術者を各地の藩の要請に従って派遣した。その伝統は現在も伝統工芸として残るのみならず、京セラや島津製作所など先端技術を持つ企業を初め、任天堂やワコールなど業界トップクラスの本社が集まるなど、現代産業を支えている地域の一つである。
日本の主要な都市の中では奈良市や金沢市などとともに、第二次世界大戦の戦災被害を免れた数少ない都市でもある。このため、古い史跡や町並み、文化などが数多く存在することから、日本で有数の観光都市・国際観光文化都市であり、国内外から旅行客が多い。
2008年7月28日、門川大作市長は同市の都市経営戦略会議で、2011年度の実質赤字比率が推計で27%に達する見通しを発表し、財政再建団体への転落を示唆している。
京都府の南部に位置し、市内を賀茂川(途中で高野川と合流し、鴨川と名前を変える)、桂川、宇治川などが流れる。
市街地は中北部の中京区と中南部の下京区、特に四条河原町(四条通と河原町通の交差点付近)は繁華街として知られる。

中心市街

中心市街地は東西・南北に通じる道路によって碁盤の目状に区切られており、市内の通りには名前がつけられている。ただし、これは中心部に限られる上に、途中で途切れる・通りが合流する(多くの場合は新しい通り名になる)・カーブが存在するなど、画一的にそうなっているわけではない。また、ごく一部に東西あるいは南北の方向ではない、斜め方向の通りも存在する(たとえば河原町通の四条以南・後院通など)。 中心市街地(主に上京区、中京区、下京区)では、所在地を町名だけ(町名+番地)で表現することは極めて稀で、町名と併記する形でこの通り名を用いて表す場合が多い。建物が面している通り名を先に言い、近くの交差する通りから、北に行くことを上る(あがる)、南に行くことを下る(さがる)、東に行くことを東入(ひがしいる)、西に行くことを西入(にしいる)と表現する。例えば、京都市役所の所在地である「京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地」の場合は、寺町通に面し御池通から北に行った場所を表す「寺町通御池上る」を、町名である「上本能寺前町」に冠して示している。この表現は1889年の市制施行時から市域であった場所において、住民基本台帳、不動産登記など公的な表記として用いられるものである。
交差点は交差する2つの通りの名前で呼ばれることが多い。例えば、四条通と烏丸通の交差点は「四条烏丸」、河原町通と丸太町通の交差点は「河原町丸太町」である。どちらの通りを先に呼ぶのかということについて定説はないが、多くの場合、南北の通りを先に、東西の通りを後にする(東西の通りが主要な通りの場合など、例外も多い)。 一方で、通り名をもつ2つの道路の交差点であっても、例えば、四条通と東大路通の交差点は「祇園」、西大路通と丸太町通の交差点は「円町」、今出川通と東大路通の交差点は「百万遍」であるなど、通り名の合成で表さない場合がある。比較的最近に作られた通りに多い。また、1本の通りの一部分だけを違う名前で呼ぶ場合もある(例:大和大路通の縄手通)。
なお、「通り」の「り」を送り仮名としてつけないのが正式な通りの名前である。

町並み

京都市は、明治維新以降は発展と保全をバランスよく保っていた。しかし、第二次世界大戦後になると社会の変化や経済優先の政策により徐々に景観が破壊され、これに対して景観論争がたびたび起こっている。
1964年に建造された京都タワーは、京都の「第1次景観論争」を引き起こした。また1970年代の経済成長期には、風致地区や美観地区など戦前から継続的になされている景観保護の施策があるにもかかわらず、1950年に制定された建築基準法により伝統工法が違法となったほか、バブル期には多くの建替えにより京町家による街並みが徐々に壊されていった。これは「第2次景観論争」といわれている。
山並みも京都の都市景観の重要な要素である。山間地での開発は概ね抑制されているが、1990年代には市内の高層建築によって山への眺望景観が阻害されることになった。市街地では、都市景観を乱す恐れのある派手な広告看板を景観条例などで禁止している。
具体的には賀茂別雷神社、賀茂御祖神社、東寺、清水寺などからの「境内の眺め」や、御池通、四条通などからの「通りの眺め」、琵琶湖疏水などからの「水辺の眺め」、円通寺などからの「庭園の眺め」、東山・北山などに対する「山並みへの眺め」、大文字などに対する「しるしへの眺め」、鴨川にかかる橋からの「見晴らしの眺め」、大文字からの「見下ろしの眺め」の8種である。
眺望景観保全地域として下記の3種が定められる。
眺望空間保全区域
近景デザイン保全区域
遠景デザイン保全区域
その地域ごとに、屋根の形状が「切妻、寄棟、入母屋であること。」、屋根の葺き方が「日本瓦又は銅板で」あること、屋根の勾配の比率が一定以上一定以下であること、かなり具体的な規制に服することになる。建築物を建築等(増改築を含む)する際には、こうした具体的な基準に適合しているかどうか、市長の認定を受けなければならない。
景観条例の趣旨に準拠するため、日本全国に展開するチェーン店鋪の看板も、鮮やかなコーポレートカラーの使用を控え、他の地域とは異なる比較的地味な配色を採用する事例が多い。一例として、飲食チェーンではマクドナルドやすき家は他地域で紅系統を使用しているが、市内では赤褐色を使用している。小売店では、市内のローソンの一部では看板の青地を明るいものから濃い藍色に変更しているほか、ガソリンスタンドのENEOSは赤系統が採用された店舗用ロゴタイプを使用していない。金融機関では、メガバンクの三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行では本来の地色を使用せず、白地にそれぞれのコーポレートカラーの文字色を配したものを使用している。

交通

・市内中心部まで
近畿圏各地からは出発地によってJR・私鉄各線を使い分けるが、京都駅周辺はJR・近鉄、四条河原町周辺は阪急・京阪のターミナルと、主に二箇所に分散している。また京都市内を発着地とする中長距離バス路線は、多くが京都駅をターミナルとしている。
東海道新幹線・山陽新幹線沿線からは、大阪市内や神戸市内と比べて近畿三空港との距離が離れている(最も近い伊丹空港から京都駅まで約50分)一方、京都駅にはのぞみをはじめ全ての列車が停車することから、新幹線が航空機に対して圧倒的に優位に立っている。また、京都府内のみならず、大阪府北東部や滋賀県南部および奈良県北部への新幹線の玄関口としての機能も持つ。
・市内路線バス
市内の移動は路線バスがメインとなる。観光シーズンになると積み残しが続出する状況も珍しくなく、慢性化している渋滞が更に悪化して所要時間が全く読めなくなる事から、鉄道各社線との乗り継ぎ利用でそれらのリスクを最小限に抑える利用方法を取る乗客もいる。
京都市交通局(市バス)・京阪京都交通・京都バス・京阪バス・阪急バス・西日本JRバスとの間では、従来より回数券の共通化を行っており、地下鉄割引券込みの物も販売されていた。京都市バス・京都バス(それぞれ一部路線除く)および地下鉄全線が乗り放題の「京都観光一日・二日乗車券」が発売されている(他にも市バス均一区間専用の一日乗車券、市外発の市内各線フリーきっぷ込みの割引きっぷ類などもあり)。
運行地域は、市バスが旧市街地中心で、京阪京都交通は西京区並びに亀岡方面からの乗り入れ、京都バスが右京区嵯峨地区と左京区岩倉・鞍馬・大原地区、京阪バスが山科区と伏見区醍醐および比叡山方面、阪急バスが西京区(洛西ニュータウン)、西日本JRバスが旧京北町からの乗り入れとなっているが、一部競合区間が存在する。
乗車方法は後乗り前降り後払いで、運賃は旧市街地周辺は均一制(220円)。均一区間外は整理券による区間制となっている。下に示すとおりスルッとKANSAI対応カードが使用できる事業者は多いが、非接触型ICカードのPiTaPa、ICOCAについては市街地の大部分を走る京都市バスや京都バスでは使用できない。
・鉄道路線
京都駅と名古屋駅を結ぶ名神ハイウェイバスや、首都圏などと京都を含む京阪神地区を結ぶ多くの高速路線バス、ツアー形式の貸切バス(ツアーバス)が運行されている。上記したとおり、京都市内を発着地とする高速バス路線の多くは京都駅をターミナルとしている。詳しくは京都駅の高速バス欄を参照。
また大阪市内を発着地として名神高速道路を通るバス路線のうち、京都駅に発着しない路線では、伏見区の深草バスストップ(京都深草)を京都の玄関口と位置づけているものがある。詳しくは当該項目を参照のこと。

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